エール我孫子の特徴

誰かの力になることで得られる経験

エールでは地域の農家の手伝いをする取り組みをしています。農業従事者の高齢化や担い手不足によって、耕作放棄地が増加したり、地域の特産品を生産する方が減少している状況が問題となっています。この担い手不足について、エールの利用者が手伝うことで地域課題の軽減に繋がり、動機善の気持ちで人の力になる経験が大きな自信に繋がると思っています。誰かの役に立ち、自分が必要とされる場で自分を肯定する力を育みます。

規則正しい生活から心に余裕を持とう

「エール我孫子」は、障がいを持つ方が住み慣れた地域で自立した生活を実現できるよう、地域のつながりを活かした取り組みを通じて、本人の主体性に合わせた就労支援事業を行っています。様々なストレスから生きづらさを抱えた方が多くいらっしゃいます。「食事をきちんと食べることや、夜に寝て朝に起きる」という、基本的生活が継続できない方も多く、心身のバランスが乱れてしまっている方をよく目にします。身体が不調になると精神的にも不調になります。逆もまた然りです。夢や目標が見つかっても、それに向かって頑張れる状態でないと、途中で息が上がってしまいます。エールでは規則正しい生活が健康にも自立にも欠かせないと考え、生活習慣の充実につながる就労訓練や社会参画の充実を目指しています。

私たちが大切にしているもの

エールでは本人の主体性を大切にしたサポートを心掛けています。自分の人生の主役は自分です。誰かに言われたからやるのではなく、「自分がやりたいからやる」という主体性がないと、折角の経験も身につきません。「やらされている感」が強くなると、意欲も継続しませんし良い時間が過ごせません。「自分の目標や夢に向かって、自分はなにをするべきなのか。」が明確であれば、自ずと主体的行動ができます。日々、充実した時間を過ごし、目標や夢を達成するためにも【自分がどうしたいのか】を明確にできるようサポートし、主体的な取組みに繋がるよう心掛けています。

エール我孫子の作業風景

エールでは屋内外の作業を通じて主体的な自立に向けて取り組みます。また、仲間と力を合わせて農園作業等も行います。